機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛
立川シネマシティで観ました。
いやぁ よかった。ラストがおぉ?!おぉぉぉお!?おおお!って感じでした。
まぁストーリーはともかくクオリティ面に関しては、やっぱり最初から全部描き直してほしかったなぁっていうのはあるけど粗粗なノイズやT光(透過光の略、ビームサーベル等の光の表現のことです)の調整などで旧作のカットも問題なく観れますね。ってこれは前にも言ったかな
旧カットの前セルと後セルで分けてPAN(カメラが横に動くこと)のときの密着SL(手前のセルがカメラワークにより後ろのセルより引きが早い状態)をデジタルで直してたりするのだろうか?
まぁどういう処理をしてるかいろいろ知りたいことはあるけど一番目がいったのはやはり作画!
新作カットはやはりうまいわぁ。ファがケーキを配ってるときのしぐさとか妙に動画枚数多かったり(ここだけ蟲師の動きに似てたなぁ)リックディアスがカタパルトから出るときの作画が重い重い、それに噴射とか爆発のエフェクト作画も粒粒まで描いてあってかっちょいいし(たぶんT光の処理は旧SEEDと似た処理使ってるかな)百式なんてアカツキ処理しなくても金ピカに見えるのはさすがの色指定、作画です。
でも新作が唯一勝てなかったエフェクト。それは入射光だ。
観てて気づいたけど入射光のカットはほとんど旧作でしたね。
あの入射光はデジタルじゃ表現が非常に難しいのを知ってか承知かものの見事に旧作でしたね。
旧作を当時やっていたのはうちの会社ですが、もうあの入射光のやり方を知ってる人はいないんですよね。
アナログでもそのやり方を知ってればデジタルでも活用できると思うんですけどねぇ。
とまぁカット1つ1つに感想言いたいのですがネタバレになっちゃうのでこのへんで
あ、モニタ関連はやっぱり新作でしたね・・・あぁ申し訳ない
ってわけでストーリーを知らなくても問題ない!
星の鼓動を知りたい人はぜひ観に行ってみてください。